ユーザーの習慣を覚えて先回りするmacOS専用ブラウザ
ChromiumベースのWebブラウザ。画面構成は縦型サイドバーが中心で、タブとブックマークを同じ場所に並べます。
レイアウトは「パフォーマンス」「バランス」「ゆったり」の3モードから選択できます。用途ごとにブックマークやテーマを分ける「スペース」、Cookieや履歴を分離する「プロファイル」、2つのページを並べる分割表示も利用可能。
ブラウジングから自動的に文脈を学ぶメモリを備え、自分で名前を付けたアシスタントが現在のタブやタブグループを踏まえて要約や質問に答えてくれます。
クリックや入力などの操作を任せたり、価格監視などを定期実行したりすることも可能。メモリはデバイス上に保存され、内容の確認と削除ができます。AI機能は設定で一括してオフにすることも可能。
Apple Silicon搭載MacのmacOS 14以降に対応。
- ログインするまでAI機能は利用できません
- ブラウザメモリも利用できません


【変更点】
Phi Browser 2.11では、Chromiumコアをr152に更新しました。サイドバーチャットはより思慮深く始まるようになり、さっきまで話していた内容にも戻りやすくなっています。コンテキストとは実に便利なものです。忘れてしまったときには特に。
サイドバーチャットの入力ボックスは、まず画面の中央に表示され、最初のメッセージを送信すると下へスライドします。表示中のページに合わせて、おすすめのスキルも提案されます。会話は元のページとタブグループを覚えているので、あとからどちらにも戻れます。長い記事の要約には、その記事と多少の面識くらいあってほしいものです。自動のあいさつも廃止しました。私たちがここにいることは、もうご存じでしょうから。
メモリは専用のアイコンが付き、メニューも短くなって、ぐっと開きやすくなりました。ウィジェットは使い勝手とパフォーマンスが向上し、リーダー表示は記事を準備中であることを知らせるようになりました。ささやかな気配りですが、何か起きているのかどうか分からないまま画面を見つめて過ごすのは、余暇の過ごし方としてあまり上等ではありません。
プライベートAIは、Ollama、LM Studio、Apple Foundation Modelsをはじめとする対応モデルやプロバイダとの互換性がより安定し、ルーティングとフォールバックの処理も改善されました。プライバシーの管理も一段と厳密にしています。シークレットでのブラウジングがメモリに保存されることはありません。
そのほか、スペースの切り替え、ゲストモードからのサインイン、シークレットブラウジング、多言語入力を改善し、サイドバーまわりも少し整理しました。新しいタブページも少し模様替えしています。壮大な理論があるわけではありません。ただ、少しきれいに見えるといいなと思っただけです。
