アイソメトリック図に奥行きと陰影を付けるAdobe Illustrator 向けスクリプト
Adobe Illustrator CCでアイソメトリック図(等角投影図)を描くときに使える無料のスクリプト。
ベジェで描いたオブジェクトを選び、メニューからスクリプトを実行するとダイアログが開きます。変換したい面の向きと、奥行きの長さ・方向を指定して「OK」を押すと、オブジェクトがアイソメトリックの面に変換され、指定した分だけ厚みが付きます。文字に厚みを付ける場合は、あらかじめアウトライン化しておく必要があります。
バージョン2.0では、厚みの部分に光源による色の変化を付けられるようになりました。光源は午前・正午・午後の3方向から選べ、光の強さと周囲の明るさ(環境光)を数値で調整できます。面の分割数を増やすと色の変化が滑らかになりますが、その分パスの数も増えます。
Illustratorにも「効果」の「3D(クラシック)」でアイソメトリック変換する機能があります。ただ作者によれば計算誤差が大きく、垂直の座標も合わないとのこと。サードパーティー製のCAD的なプラグインは高価なため、手軽な代替として作られました。機械や建物のテクニカルイラスト、図解などを描く場面で役立ちます。
変換後のオブジェクトは、線や面が段階ごとにグループ化された状態で作られます。グループを解除して色や線を調整するなど、仕上げは自由に行えます。
ダウンロードしたZIPを展開すると「isome-depth.jsx」が出てきます。これを「アプリケーション」フォルダ内にあるIllustratorの「Presets/ja_JP/スクリプト」フォルダに入れて再起動すると、「ファイル」→「スクリプト」メニューから呼び出せます(入れる際に管理者パスワードが必要です)。同じファイルをWindows版でも使えます。商用利用も可能です。

