画面上部から現れる横長ウインドウにファイルやテキストなどを格納
デスクトップの上部から開く横長のウインドウに、ファイルやテキストなどを格納できるアプリ。
ファイルやフォルダを画面上端にドラッグすると、3分割されたウインドウが現れるので、中央部の「ファイル」エリアにドロップするとその場所に格納できます。
格納したファイルは「ライブラリ」フォルダの深い階層にあるフォルダに保存されますが、よりアクセスしやすいフォルダに変更することも可能です。
格納したファイルやフォルダにアクセスしたいときは、画面上端にマウスカーソルを置いたまま下方向にスクロールするか、メニューバーに追加されるアイコンから「ウインドウを表示」を選ぶとウインドウが開きます。
使い終わったら、上方向にスクロールするか、ほかのソフトに切り替えることで閉じられます。
ウインドウの左側にはクリップボードにコピーした内容の履歴がリスト表示される「クリップボード」エリアが、右側には思いついたアイデアや情報などを書き留められる「メモ」エリアが用意され、入力支援ツールやメモソフトとしても利用できます。
「クリップボード」エリアは、指定したソフトでコピーした内容を隠したり、よく使う文字列を「★(お気に入り)」に登録して呼び出せるなど、専用ユーティリティにひけを取らないほど秀逸です。
ウインドウが勝手に閉じないようにするには、マウスカーソルを画面上端に置いて[コマンド]キーを押します。メニューバーから[Hide Window]を選ぶと閉じられます。
環境設定ウインドウの[クリップボード]では、登録したソフトからコピーした内容をクリップボードエリア上で隠すことができます。保存数や表示スタイルなども設定できます。
【変更点】
- 追加: カスタムドライバーを搭載したサードパーティ製デバイス向けにスクロール方向を反転させる新アドバンストオプション(要望の多かった機能)
- 改善:クリップボードパネルのマルチスレッド処理を強化。クラッシュの原因となっていたバグを修正し、新規アイテム処理時のパフォーマンスを向上。UIの応答性を維持。
- 修正:クリップボードパネルでコピーしたファイルや画像クリップを表示する際の複数の表示不具合を修正。
- 修正:ノートエディタで編集時に、最後のテキスト行が空白部分に「残像」を残す問題を修正。
- その他、安定性とパフォーマンスの軽微な改善を実施。