マークダウン記法に対応したテキストエディタ
マークダウンによる書式指定が可能なテキストエディタ。
再生した文章は「ライブラリ」に保存でき、別ファイルを開かなくてもウインドウ内でほかの文章を開くことができます。
扱えるのは標準テキストのみですが、マークダウン記法でタイトルや見出しの強調、HTMLリンクなどが可能です。
DropboxやiCloudによる同期にも対応。PDFプレビュー機能もあります。
iOS版「iA Writer」も用意され、Macで書いている長文の続きをiPhoneやiPadで書く場合にスムースに引き継げます。
変更点
# ウィキリンク
- ウィキリンクを使えば、文章を簡単に連結、閲覧し、再発見することができます
- [[ウィキリンク]]とは、あるテキストファイルから別のテキストファイルへのリンクのことです
- ウィキリンクを作成するには、[[とリンクしたいファイル名を入力するだけです
- オートコンプリートでは、ライブラリからファイルを提案します
- リンク先のファイルは、⌘+クリックまたは⌘⏎で開きます
- ファイルが存在しない場合は、自動的に作成され、入力可能な状態になります
# ナビゲーション履歴
- ナビゲーション履歴は、ウィキリンク、ライブラリ、クイック検索で最近開いたファイルの履歴を記録します
- 戻る/進むには、⌘を押しながら文書の任意の場所を右または左にスワイプします
- タイトルバーの履歴ボタンをクリックします
- または、⌃⌘←および⌃⌘→を押します
# ハッシュタグの改良
- ハッシュタグをテキスト内の任意の場所に追加できるようになりました
- オートコンプリートにより、入力と同時にハッシュタグを提案します
- ハッシュタグと他のリンクのスタイルを統一しました
- ⌘+クリックまたは⌘⏎でクイック検索にハッシュタグを表示します
# オートリンク
- すべてのウェブリンクと電子メールアドレスを自動検出します
- ブラウザでリンクを開くか、⌘+クリックまたは⌘⏎で新しいメールを作成します
- マークダウン設定でウィキリンク、ハッシュタグ、オートリンクのエクスポート方法を制御します
# コンテンツブロックの改良
- コンテンツブロックを追加するには、行頭に/を入力し、含めたいファイル名を入力します
- オートコンプリートでは、ライブラリからファイルを提案します
- ファイルへのパスは不要になりました。ファイル名のみのコンテンツブロックは、最も近いファイルを自動的に検索します
- ⌘+クリックまたは⌘⏎でテキストのコンテンツブロックを開くことができます
- コンテンツブロックのファイルが存在しない場合は、自動的に作成され、入力可能な状態になります
# メタデータ
- まったく新しいメタデータエンジンにより、強力な新機能を実現します
- テキストのコンテンツブロックには変数を、画像のコンテンツブロックには幅と高さの属性を指定できます
- メタデータ変数でマークダウンに対応しています
- マークダウン設定でグローバルメタデータを定義します
# ルック&フィール
- 完了したタスクはフェードアウトとクロスアウトで表示されます
- 新しいハイライトカラー:黄、オレンジ、ピンク、紫、青、緑
- エディタ設定でお好みのハイライトカラーを選択し、完了したタスクの外観を設定することができます
# エディタの改良
- エディタが自動的に閉じ括弧を挿入します
- テキストを選択し、始め括弧を入力すると、一致する括弧で選択部分を囲みます
- インデント幅を設定できるようになりました
- 取り消し線のショートカットを⌥⌘Uに変更しました
- ハイライトのショートカットを⇧⌘Uに変更しました
- コード入力のショートカットを⌘Jに変更しました
- コードブロックコマンドを追加しました(ショートカットは⇧⌘J)
- コード内のスペルチェック、自動修正、自動大文字入力、スマート句読点を無効化しました
- 検索に選択範囲を使用するためのショートカット⌘Eを設定しました
- タスクを完了としてマークするためのショートカットを⌥⌘Xに変更しました
# その他の改良点
- ライブラリのショートカットを⌃⌘Sに変更しました
- タスクリストの項目は、スマートフォルダと[ ]と[x]を使ったクイック検索で検索可能です
- ライブラリに作成日順の表示とソート機能を追加しました
- クイック検索にファジーライブラリパスマッチ機能を追加しました
- タイトルバーを常に表示するオプションを追加しました
- ライブラリでの削除をゴミ箱へ移動に置き換え、⌥を押したまますぐに削除できるようになりました
- 文書の変更を保持するようデフォルトで要求する機能を停止しました(ファイルの環境設定で設定可能)