「開く/保存ダイアログ」を拡張する定番ユーティリティ
ファイルを開いたり保存したりする際に現れる「開く/保存ダイアログ」の周囲に独自のシートを表示して、目的のフォルダに素早くアクセス、選択できるようにするユーティリティ。
同ダイアログボックスの右隣に6つのアイコンを配置した縦長のバーが表示され、よく使うフォルダーや最近使ったフォルダー、Finderで開いているフォルダーを素早く選んだり、階層メニューを使ってお目当てのフォルダーをスマートに選択できます。
その際、保存したいフォルダがデスクトップに開かれている場合は、そのウインドウをクリックするだけで選ぶことも可能。
Finderのウインドウをタブで開いている場合は、右クリックするとそのタブを選択できます。
また、同ダイアログの下にあるパネルでは、選択したファイルをプレビューしたり、保存するファイルにコメントやタグを付けたり、アクセス権限の変更が可能です。
さらに、アプリケーションごとに最初に開かれるフォルダーを設定したり、よく使うフォルダーを登録することもできます。
これらの設定は「セット」として保存してワンタッチで切り替えられるので、作業内容や環境ごとにセットを使い分けるとさらに便利です。
【変更点】
- クイック検索ウィンドウで、検索文字列がないときに下矢印キーを押すことで、最近のすべてのアイテムをブラウズできるようになりました。
- 保存ダイアログの「ファイル名を入力」に対するデフォルトのキーボードショートカットとして Command-L を追加。
- Finderドロワーのアイテムのレイアウトを変更し、ドロワーの幅全体に分散させるのではなく、中央にまとめるようにしました。
- デフォルトフォルダ X > 設定 > 最近使った項目で、「最近使った項目をすべて忘れる」が最近のアプリケーションと「リバウンド」履歴も削除するように。