ヘッドホンで音楽を大音量で聴いたまま会話/ヘッドホン抜き差しで音楽を自動停止・再生
誰かに話しかけられるなどしてMacの内蔵マイクが周囲の音を検知したときに、音量を自動で下げたり、「ミュージック」アプリ(iTunes)の音楽を一時停止したりしてくれます。
その際、内蔵マイクなど指定した入力装置からの音がそのままヘッドホンから聞こえるので、ヘッドホンを外さなくても近くにいる人と会話することが可能です。
動作は「マニュアル」と「スマート」の2つのモードから選択でき、マニュアルモードではあらかじめ指定したホットキー(デフォルトでは[コントロール]キー)を2度押すことで、ソフトやシステム音量をユーザーが指定した音量に下げるとともに、マイクからの入力音声をヘッドホンから流します。
一方、スマートモードではあらかじめ設定した音量レベルを検知すると自動で音量を下げるとともに、マイクからの入力音声をヘッドホンから流します。どれくらい音量を下げるか、あるいは反応する音のレベルなどを調整できます。
音量を下げる代わりに「ミュージック」アプリ(iTunes)を停止し、マイクからの音声入力がなくなると再び自動で再開するといったことも可能です。ヘッドホン端子のジャックの抜き差しと連動してiTunesを再生/停止する機能もあります。
[コントロール]キーを2度押して会話
[コントロール]キーを2度押しすると、ソフトやシステムの音量が自動的に下がり、マイクからの音がヘッドホンから流れます(マニュアルモード)。[Auto pause / play]をオンにすると、「ミュージック」アプリ(iTunes)の再生が一時停止/再生します。
ホットキーや時間を細かくカスタマイズ
「Preferences」ウインドウの「Advanced」では、入力/出力装置の選択やマニュアルモードを有効にする際に使うホットキー、音量が指定したレベルに下がるまでの時間、音量が戻るまでの期間などを細かく調整できます。
自動で音量を下げる「スマート」モード
「Smart」を選択しておくと、指定したレベル以上の音量を検知してソフトやシステム音量を自動的に下がり、マイクからの音がヘッドホンから流れます。マイクからの音量およびソフト/システム音量は好みに設定できます。
【変更点】
-ヘルプタグの追加
大きなマイクノイズを軽減するオーディオコンプレッサーの追加
ユーザーインターフェースとオンボーディングの改善